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diamond bullet

ど新規NEWSファンがいたづらに書き連ねるブログ

短歌と金継ぎ

本日更新のNEWSRINGのシゲの文章を読んで。

金継ぎってえらい渋いとこいったな~。割れた陶器を漆でくっつけて金で装飾するっていう日本の伝統的な技術。継ぎ目の部分に金がライン上に入ることで、割れる前とはまったく違う印象になるの、テレビで見て驚いたことがある。

壊れたものを修繕して長く使うって気持ちと美しさの両方を併せもっていて、すごい知恵だなって思う。

 

RINGの最後で「短歌勉強しよ」って書いてたのがうれしくて。

シゲはどんな歌人の人が好きかなって考えてみた。

 

永田和宏さん。すごく有名な歌人で理系の学者さんでもある方(Wikipediaで見たら細胞生物学者なのだそう)。

理系の専門用語が短歌の中にピタッとはまっていたりする。

テレビ誌の取材で「今は小説とか書いていてがっつり文系だけど本当は理系の方が好き」と言っていたシゲの琴線に触れるのではないかな。

きみに逢う以前のぼくに遭いたくて 海へのバスに揺られていたり

紫外線ランプすみれの花のごと ともりて春の夜の無菌室

大時計コトリと<分>を跳び越えぬ 人の淀みのはるか頭上を

奥様も河野裕子さんという歌人の方で、この方の歌も私は好き。*1

たつぷりと真水を抱きてしづもれる 昏き器を近江と言へり

 

ちょっと時代を遡るとベタだけど寺山修司とか。

マッチ擦るつかのま海に霧ふかし 身捨つるほどの祖国はありや

 

もっと遡るけど若山牧水とか。

白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ

このへんは教科書にも載ってる有名な歌ですが。

中学の時におぼえてからずっと忘れない、普遍的な歌だと思う。

 

俵万智さんの「あなたと読む恋の歌百首」って本は、とっつきやすくていろんな人の歌が読めておすすめです。好きな歌いっぱいあるんだけど本が手元にないので引用できない…。

永田和宏さんが選者として百首を集めた「近代秀歌」「現代秀歌」(いずれも岩波新書)も幅広くたくさんの歌が読めるので、「こんな世界があったんだ!」って驚かされます。

 

ジャニーズ全然関係ない記事になっちゃったけどまあいいか。*2

私も久しぶりに短歌の本を読もうと思う。*3

*4

 

 

 

*1:河野さんは亡くなられているので、そのあたりはすごく悲しくてせつなくてつらいのだけれど

*2:ここで「この歌のこんな部分がシゲのこういう部分と重なって…」みたいに書けたらもっとブログらしい感じになるんだろうなあ。うぅ、力不足

*3:「言葉を継いで物語を紡ぐシゲなら金継ぎもきっとうまくできるよ!」って歌にしてみたかったけど挫折した

*4:つくってみた。「ことのはを紡いであや成す君なれば陶(すえ)の欠片も継ぎて光らむ」文法自信ないな…